昨年10月に種まきをしたワイルドフラワーですが、、、
植えてすぐに発芽し、葉っぱばかりが成長してからは
あまり変化しないまま数カ月が経過していました。
・・・が!
先日ついに開花を確認することができました。
![](http://himalaya.tokyo/ta/wp-content/uploads/2020/04/IMG_20200331_122802-644x1145.jpg)
調べてみたところ、どうやらこちらの花は
ベニバナザワキキョウ
のようです。
紅花沢桔梗(アメリカサワギキョウ 、ヨウシュサワギキョウとも) キキョウ科ミゾカクシ属 学名:Lobelia cardinalis 原産地では川岸や沼地、湿地などでみられる高さ1.2mほどになる多年草。 茎は直立して、しばしば赤みを帯びる。 葉は互生する単葉で、長さ20cm、幅5cmほどの披針形で、葉の縁には鋸歯がある。 茎先に長さ30cmほどの総状花序を出し、花序には苞がある。 花は緋紅色で、長さ4cmの2唇形で、上唇は2裂して、下唇は3裂する。 |
ロベリア種は世界中で400種程あるのだとか…!
弊所で咲いたものはどうやら外国産ですが、日本に昔からある品種は
「沢桔梗」はというもので、青紫の花色のようです。
や、ややこしい…
ですが、今回の種類は緋色が特徴的ですので、恐らく北アメリカ原産のもので間違いないかと思います。
といいますのも、
「ベニバナサワギキョウ」は和名であって、英語名では
・cardinal flower (カーディナルフラワー)
・scarlet lobelia (スカーレット・ロベリア)
と呼ばれており、
「スカーレット」は緋色
「カーディナル」はカトリックにおける枢機卿を意味します。
枢機卿は「カーディナルレッド」と呼ばれる緋色の聖職者服を身にまとう習慣があるのだそうです。(以上、「はなたま」より。)
色ひとつでも追ってみると深いですね!
また、カナダ南東部~コロンビア北部が原産地とのことですが、
そういわれてみると、何だかネイティブアメリカンやメキシコを感じさせる姿である気がしてくるような…
“葉はタバコの代用とされたり、リウマチなどの外用薬に利用されていた”
なんて聞くと、ますますそんな気がしませんか?
何となく「見たことあるような花だな」と思っていましたが、
その名前やルーツは意外と知らないものです。
このワイルドフラワー、
まだまだ知らない情報をもたらしてくれそうな予感です。
現在も咲きかけの花がありますので、
もう少し成長した際には、また調査してみたいと思います!