ひまわり観察日記-2024- ⑤

前回の記事から少し時間が空きましたが、
弊所のひまわりは段階的に開花を迎えています。

 

まず7月末頃。

小ぶりのものから徐々に開花していきました。
やはり黄色が入ると一気に綺麗になります。

 

そして、開花まであと一歩、という蕾や

 

植えなおした分も、だいぶ成長して葉がしっかりしてまいりました。

 

 

そして、8月に入ると花弁がしっかり開いてきました。

 

 

少しグリーンがかっているのは、今年初登場の「ジュニア」。
こちらも爽やかで良い色です。

 

この日はお天気も良く、実物はもちろんのこと、写真越しで見ても色が鮮やかでとてもきれいでした。

 

追加で植えたスマイルフラッシュはもう少し時間がかかりそうです。
気長に開花を待ちたいと思います。

 

ちなみに。
8月は「葉月」と呼ばれますが、その由来は、旧暦の8月が現在の9~10月初め頃にあたることから「葉落ち月」を略して「葉月」になったのだそうです(諸説あるようですが)。

そんなエピソードを目にすると、わずかに秋の気配が感じられ、暑さも和らぐような気が・・・
酷暑のなかですが、夏の季節感も楽しんでいきたいと思います。

ひまわり観察日記-2024- ④

相変わらず暑い日が続いております。

そんな中でも弊所のひまわりは変わらず順調に成長しており、
ちらほらと蕾もできてきました。 

 

 

 

サイズもしっかり大きめ。
温度が上がりきらないと感じる日も続いていましたが、安心いたしました。

 

今回、種まきの段階でやや多めにまいていたのですが、
思いのほか発芽率が高く、それぞれの芽の成長も順調でしたので
ここでいったん間引きをすることにいたしました。

(間引き?、という方はぜひ過去のブログをご覧ください)

以前、どれも順調に育っていたため、間引きをするのも可哀想だと手順をふまなかったところ、後々咲いた花のボリュームがややさみしいものになってしまったことがありました。

重要な工程のひとつということで、今回もきちんと作業していきます。

 


間引きは、毎年大活躍のこちらのハサミで。
成長しきっていない小さな茎や、大きな葉の陰になってしまっている部分を取り除きました。

一つ作業が済み、開花がより一層楽しみになりました。

 

さて。
今年はもうすぐでパリ五輪が開催されます。

前回の東京五輪は57年ぶり2回目、とのことでしたが
今回のパリは100年ぶり2回目とのこと。歴史を感じます。

日々の暑さに負けてしまいそうですが、出場選手たちの活躍を楽しみに、きちんと涼しく温度調節した部屋で応援しながら乗り切りたいと思います。

ひまわり観察日記-2024- ③

あっという間に7月になりました。

ということは、2024年も下半期に突入したということですね。
暑さも本格的になってまいりましたが、下半期も気を引き締めて、引き続き全力で業務にあたりたいと思います。

 

さて。
先日のブログでは順調に成長している旨をご報告していたところですが・・・

実はスマイルフラッシュとちーくまくんがなかなか発芽しておりませんでした。

 

土の表面も静かなまま、うんともすんとも言わず。
他の種類はどんどん育っているのに何故だろう・・・と数週間見守っていたのですが、一向に変化が見られませんでした。

 

そこで「たまたま芽の出ない種を植えてしまったのかもしれない」と気持ちを入れ替え、思い切って再度種まきいたしました。

 

すると。

 

なんと数日でスマイルフラッシュが発芽!

 

 

やはり、たまたま植えた種が原因だったのでしょうか・・・

はやく植え替えてあげれば・・・と少々後悔しながらも、さっそく芽が出て一安心いたしました。

 

一方、ちーくまくんはまだ発芽待ちです。

 

 

 

元気に育ってくれるよう、また辛抱強く見守りたいと思います。

ひまわり観察日記-2024- ②

だんだんと暑い日が増えてまいりました。

6月だからと気を緩めていましたが、熱中症のニュースもちらほら。
万全の体調で業務をおこなえるよう、温度調節にも気を配りたいと思います。

 

・・・と、人間は暑さに慣れるのに必死ですが
先日種をまいたひまわりは、続々と発芽してまいりました。
夏の植物にとっては良い温度なのかもしれません。

今年はなかなか気温が上がらないな・・・
と気になっておりましたが、そんな心配は不要でした。

 

 

 

 

そして、2週間もするとここまで成長。

 

 

さらに数日経つと、気温も上がってまいりまして
葉っぱもしっかりとしてきました。

 

 

 

やや個体差はございますが、滑り出しが順調でひと安心です。

もう少しだけ成長を待ち、次は間引きの作業をしたいと思います。

その様子も記録してまいりますので、
また次回をお楽しみにお待ちいただければ幸いです。

 

ひまわり観察日記-2024- ①

つい先日年が明けたと思えば
2024年ももう上半期が終わろうとしています。

5月に入って気温の高い日も増えてまいりましたね。

ということで。
今年も弊所恒例のひまわりを準備いたしました。

 

今回植える品種はこちらの5つ。

 

左から、
スマイルフラッシュ
ちーくまくん
夏物語
小夏
ジュニア
というラインナップです。

 

ここ数年は
少し背の高い品種を育ててみたり、
栽培キットにも挑戦してみたり、
変化を楽しみながらひまわりを育ててきましたが

今年は初めての品種「ジュニア」を入手いたしました。

  

花の雰囲気は小夏やスマイルフラッシュと似ているようですが、
もう少し草丈が高いようです。

ただ、実際に咲くとまた違った雰囲気になることが多いので
開花時に並べるのが今から楽しみです。

 

植木鉢を準備して、どこに何を植えるか決めたら
毎年お世話になっている、こちらの土を入れていきます。

 

この作業をするとき、開封したてのフカフカな土を見ていると
「今年もこの季節が来たんだな」と、既に夏を感じてしまいます。

 

ある程度土が入ったら、
説明書きに従って、2~3粒の種を間隔をあけてまいていきます。

 

 

こちらも毎年おなじみ、小夏の青い種です。
同じひまわりでも、品種によって種の形が様々なのも面白いポイントです。
(そのあたりは、ぜひ過去ブログもご覧ください)

 

こんな感じで種をまきましたら、

 

 

1センチほど土をかぶせていきます。

 

 

あとは種が泳がない程度に水をあげたら、
日当たりの良い場所へ移動して完成です!

 

今年の夏は観測史上最も暑い!なんて予想されていますが
(毎年そんなニュースを目にしますね)
我々も、ひまわりも、暑さに負けず過ごしてまいりたいと思います。