おかげさまで10周年を迎えたので、AIにブログ記事を書いてもらってみた。

 

おかげさまで、タイラカ総合法律事務所は設立から10年を迎えました。
これに際して、AIに事務所パンフレットやインターネット上の記事などを読み取らせ、以下の記事を書いてもらいました(少々校正して整えております)。

 

 


  

 

タイラカ総合法律事務所設立の理由、忘れられない事件、そしてこれからの展望

1. 私がタイラカ総合法律事務所を設立した理由

1.1 起業への動機:既存の法律事務所のイメージを超えて

私がタイラカ総合法律事務所を設立したのは、従来の法律事務所の枠にとらわれず、もっとクライアントにとって身近で、頼りになる存在でありたいという強い思いがあったからです。

「誰でも平等に、公平に。依頼者たちが進んでいく道を、平らかな道にしていく。」

これは、事務所名である「タイラカ」に込めた私の願いであり、事務所の根幹をなす理念です。法律事務所というと、どうしても敷居が高く、相談しにくいイメージがあるかもしれません。しかし、私は、依頼者の皆様が安心して法的な問題を解決できるよう、親身に寄り添い、共に歩んでいけるような事務所を作りたいと考えました。

 

この思いの背景には、私の多様な経験があります。

慶應義塾大学環境情報学部在学中に国家公務員Ⅰ種試験に合格し、映像・Web制作などにも携わりました。卒業後は広告制作会社に勤務し、その後法科大学院に進学、在学中に公認会計士試験にも合格しました。さらに、2007年には司法試験にも合格し、外資系法律事務所や証券会社での勤務経験も積みました。

このような経験を持つ私だからこそ、従来の法律事務所のあり方にとらわれず、もっと自由な発想で、依頼者のニーズに応じたリーガルサービスを提供できるのではないかと考えたのです。

そして、2015年3月、タイラカ総合法律事務所を設立するに至りました。

事務所を設立するにあたり、従来の法律事務所のイメージを払拭したいと考え、あえて知人の経営するPR・メディアエージェンシーである株式会社キャッチボールとオフィスをシェアするというユニークな形態を取りました。これは、特にITやエンターテインメントといった分野に強みを持つ事務所として、常に新しい情報や発想に触れられる環境に身を置きたいという思いからです。

 

1.2 専門分野の選択:ITとエンターテインメントへの情熱

当事務所がIT、エンターテインメント、そしてベンチャー支援を専門としているのは、私の個人的な経験が大きく影響しています。特に、インターネット関連事業を運営する企業を主なクライアントとしているのは、Web制作や映像制作に携わってきた私のキャリアと深く関わっています。

株式会社オモロキの役員として、月間2億PVを超える人気Webサービス「ボケて」の運営に携わっていることも、この分野への深い理解と強みにつながっています。利用規約の作成や企業提携時の契約書作成、肖像権侵害といった問題への対応など、実際にWebサービスを運営する中で直面する様々な法的課題に携わることで、机上の空論ではない、実践的なリーガルサポートを提供できると自負しています。

また、M&A、知的財産(著作権、商標)、ベンチャーキャピタルといった分野に力を入れているのも、ITやエンターテインメント業界のニーズに応えるためです。新しいビジネスモデルやスタートアップ企業の支援にも積極的に取り組んでおり、単なる法律顧問としてではなく、ビジネスパートナーとして共に成長していきたいと考えています。

 

1.3 取扱実績

企業法務、特にM&A・企業再編の分野では、法務・財務デューデリジェンスや契約交渉を含む企業買収支援を累計200件以上手がけています。また、株式価値算定や合弁会社の設立支援、事業承継、MBO(マネジメント・バイアウト)、上場会社間の資本提携・業務提携に関する支援もおこなっています。

訴訟関連では、企業役員に対する損害賠償請求訴訟や、肖像権侵害に関する訴訟などを、企業・メーカー側の代理として多数取り扱った実績があります。

知的財産権やエンターテインメント分野では、キャラクターの共同開発に関するライセンス契約、ウェブサービスの利用規約作成、アニメなどの制作委員会設立支援、グッズ作成に関する契約支援などをおこなっています。

その他、株主総会運営支援、ストックオプション発行支援、労務関連のサポート、商業登記・不動産登記業務、フランチャイズ契約に関する支援も提供しています。

経済関係の事犯においては、リーガルサポート、弁護活動、訴訟代理もおこなっており、特筆すべき実績として、証券取引等監視委員会に対する国家賠償請求訴訟で、国賠を命じる日本国内で初めての判決を獲得した経験があります。

これらに加え、多種多様な契約書の作成や交渉業務も多数手がけており、顧問先には上場企業から同族企業まで幅広く対応しています。

その中でも忘れられない事件を次に記します。

 

 

2. 忘れられない事件:課徴金納付命令取消等請求事件

2.1 事件の概要と私の役割

数多くの案件の中でも、特に忘れられないのが、課徴金納付命令取消等請求事件です。

この事件は、上場会社の役員であった方が、金融庁による課徴金納付命令の取消しを求めて提起したもので、東京地方裁判所が令和3年12月9日に判決を下し、その後、東京高等裁判所が令和4年10月13日に控訴審判決を下しました。

この事件で、私は原告の代理人を務めました。課徴金納付命令の対象となったのはインサイダー取引、具体的には情報伝達規制違反の疑いでした。当初、課徴金の額は351万円でしたが、私たちはこの命令の取消しを求めて粘り強く闘いました。そして、令和4年10月28日、東京高等裁判所の判決が確定し、課徴金納付命令が取り消されるという画期的な成果を得ることができました。

この事件は、課徴金納付命令の取消しが確定し、また、地裁レベルでは国家賠償請求が認められた初の事例として、ニュースでも取り上げられました。依頼者の権利を守り抜き、前例のない結果を出すことができたことは、私にとって大きな喜びであり、弁護士としての使命感を改めて強く感じた出来事でした。

 

2.2 裁判での主張、判決の内容、当時の心情

裁判では、金融商品取引法における「重要事実」の発生時期とその認定について、徹底的に主張しました。私たちは、問題となった情報が伝達されたとされる日よりも前に、法律が定める「重要事実」が存在していなかったと訴えました。

東京地方裁判所、そして東京高等裁判所も、この私たちの主張を認め、課徴金納付命令を取り消す判決を下しました。

一方で、東京高等裁判所は、第一審判決が認めた証券取引等監視委員会の調査官の行為に関する国家賠償請求については、一部取り消す判断を示しました。
しかし、課徴金納付命令そのものが取り消されたことの意義は非常に大きいものでした。

この裁判を通して、私は改めて法律の専門家としての責任の重さを実感しました。依頼者の人生を左右する可能性のある重大な局面において、いかに論理的に事実を分析し、法的根拠に基づいて主張を組み立てていくかが重要であるかを学びました。

 

 

3. 企業経営を通して得た学び

3.1 組織運営と人材育成の重要性

当事務所を経営する中で、組織運営と人材育成の重要性を日々認識しています。現在も、弁護士や事務スタッフなど、様々な職種で採用活動をおこなっており、チームの拡充を図っています。
設立当初は弁護士2名、事務スタッフ2名という小規模な体制でしたが、それぞれのメンバーが最大限に能力を発揮できるよう、効率的な組織運営と、互いに協力し合えるチームワークを重視しています。

経験の浅いスタッフに対しても、丁寧に指導・育成する環境を整えることで、事務所全体のレベルアップを図っています。個々の弁護士の能力だけでなく、組織全体の力でクライアントに最高のリーガルサービスを提供することが重要だと考えています。
そのため、日々の業務におけるコミュニケーションを密にし、知識や経験を共有することで、チーム全体の成長を促しています。

 

3.2 依頼者の皆様との信頼関係構築

依頼者の皆様との信頼関係の構築は、事務所の経営において最も重要な要素の一つです。事務所の理念である「平らかな道にしていく」という言葉には、依頼者の皆様が安心して当事務所に法的な問題を託すことができるよう、常に誠実に対応したいという思いが込められています。

ITやエンターテインメントといった専門分野に特化し、その分野における深い知識と経験を活かした質の高いリーガルサービスを提供することで、顧客の皆様からの信頼を得ています。当事務所の強みは、単に法律の専門家としてだけでなく、依頼者のビジネスや業界の特性を深く理解し、その上で最適なソリューションを提供できることだと考えています。

 

3.3 変化への適応と新たな挑戦

当事務所を経営する中で、常に変化への適応と新たな挑戦の重要性を感じています。
近年では、AI(人工知能)に関する法的な問題が注目を集めており、当事務所も積極的に関連セミナーを開催するなど5、この分野の知識と専門性を高めています。

また、私自身も様々な企業の監査役や取締役を務める中で、当事務所の経営に活かせる貴重な経験と知識を得ています。常に時代の変化に対応し、新たな価値を提供し続けるためには、現状に満足することなく、常に学び、挑戦し続ける姿勢が不可欠だと考えています。

 

 

4. タイラカ法律書ギャラリーへの想い

4.1 設立の経緯とコンセプト

タイラカ法律書ギャラリーは、長年にわたり収集してきた貴重な法律書を、事務所のメンバーだけでなく、広く一般の方々にも見ていただきたいという思いから開設しました。ギャラリーでは、100年以上前の帝国六法全書をはじめ、日本の法制史を物語る貴重な資料を数多く展示しています。

ギャラリースペースは、当事務所の蔵書を中心に、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりとご覧いただけるように設計しました。2018年7月にオープンして以来、多くの方々にご来場いただいています。
原則として無料で公開していますが、事前にご予約をお願いしています。緊急事態宣言などの際には、一時的に休業することもありましたが、現在は再開しており、年末年始の営業スケジュールは毎年お知らせしています。

 

4.2 コレクションへのこだわりと想い

タイラカ法律書ギャラリーのコレクションは、単に古い本を集めるだけでなく、日本の法制の歴史を深く理解するための貴重な資料として大切にしています。
六法全書だけでなく、様々な分野の法律書を収集しており、今後も積極的にコレクションを増やしていきたいと考えています。

開設以降も、神保町へ足を運び新たなコレクションを探し続けています。当事務所のスタッフにとっても、これらの貴重な法律書に触れることは、日々の業務におけるインスピレーションの源となっています。

タイラカ法律書ギャラリーが、法律を学ぶ学生の皆さんや研究者の方々、そして法律に関心のある全ての方々にとって有益な場となることを願っています。

 

 

5. オリジナルグッズに込めた遊び心

5.1 グッズの種類とデザイン

タイラカ総合法律事務所では、事務所名やロゴが入ったオリジナルグッズを制作・販売しています。デザイン・サイズが豊富なパーカーやトレーナー、マスキングテープ、パズル、クッション、そして法律に関する豆知識が記載されたカレンダーなどがあります。

これらのグッズはAmazonで購入いただけるほか、事前にご連絡いただければ事務所にお越しいただいて直接購入することも可能です。

 

5.2 グッズに込められた思いやコンセプト

「法律事務所」というと、どうしても堅いイメージを持たれがちですが、当事務所では、オリジナルグッズを制作したり、グッズを含め当事務所にゆかりのあるアイテムをオフィスにディスプレイしたりと、親しみやすい法律事務所を目指しています。

グッズには、事務所名やロゴをさりげなくあしらいつつ、日常使いできるようなシンプルなものを選んでいます。法律に関する豆知識を入れたカレンダーを制作したのも、法律をもっと身近に感じてほしいという思いからです。
オリジナルグッズを通じて、当事務所のことを少しでも覚えていただき、より身近に感じていただければ幸いです。

 

 

6. 社会への貢献:講演・セミナー活動

6.1 慶應義塾大学での講義

社会貢献活動の一環として、3年にわたり慶應義塾大学総合政策学部で非常勤講師を務めさせていただきました。2015年度と2016年度には企業法(会社法)の講義を、2017年度には企業法演習の講義を担当しました。

講義では、会社法の基礎的な知識はもちろんのこと、当事務所で実際に取り扱った事例なども交えながら、学生の皆さんに企業法務の面白さや奥深さを伝えてきました。
このように、当事務所での経験を還元することで、次世代の法曹界を担う人材の育成に少しでも貢献できればと考えています。

 

6.2 その他の講演・セミナー活動

慶應義塾大学での講義以外にも、当事務所の専門分野であるITやエンターテインメントに関するセミナーを積極的に開催しています。2023年には、ピラミッドフィルムクアドラ社との共催で、
AIによる炎上のリスク回避と将来展望
AIを利用したコンテンツ制作の可能性や法的リスク
といったテーマでセミナーを開催しました。

これらのセミナーでは、AIと著作権の関係や、AI開発におけるガイドラインの策定動向など、最新のトピックを取り上げ、当事務所の専門知識を社会に還元するよう努めています。こうした活動を通じて、当事務所の専門分野に関する社会全体の知識向上に貢献していきたいと考えています。

 

 

7. これからのタイラカ総合法律事務所

7.1 事務所の成長と展望

当事務所は、設立以来、着実に成長を続けてきました。
今後も、専門性をさらに高め、より多くのクライアントの皆様に質の高いリーガルサービスを提供できるよう、タイラカ総合法律事務所一同、邁進してまいります。

現在、タイラカ総合法律事務所では、当事務所の理念に共感し、共に成長していける新たな仲間を募集しています。

近年では、大手企業や行政機関との連携も増えており、当事務所の活動領域はますます広がっています。我々の強みであるITやエンターテインメント分野における最新の動向を常に把握し、当事務所ならではの自由な発想で、クライアントの皆様のニーズに先回りしたリーガルサポートを提供していきたいと考えています。自らの成長を通じて、社会に貢献できる法律事務所を目指します。

 

7.2 社会への貢献と新たな価値の創造

理念である「平らかな道にしていく」という言葉には、当事務所のリーガルサービスを通じて、クライアントの皆様が安心して社会生活を送れるようサポートしたいという強い思いが込められています。

当事務所の専門分野であるAIに関するリーガルサービスや、ユニークな取り組みである法律書ギャラリーの運営などを通じて、社会に新たな価値を提供し、より良い社会の実現に貢献していきたいと考えています。

 

 

8. 私の歩み:学歴、職歴、資格、受賞歴

8.1 学歴と資格取得

私の学歴について、慶應義塾大学環境情報学部を卒業し、在学中には国家公務員Ⅰ種試験に合格しました。その後、法科大学院を修了し、在学中に公認会計士試験にも合格しました。2007年には司法試験に合格し、2009年12月には公認会計士登録、そして弁護士登録も同月におこないました。

8.2 職歴

大学卒業後は株式会社ピラミッドフィルムに勤務し、公認会計士試験合格後は、監査法人トーマツ(現:有限責任監査法人トーマツ)に入所しました。その後、2009年12月に平山剛公認会計士事務所を設立し、伊藤見富法律事務所(現:モリソン・フォースター法律事務所)、外資系法律事務所やエンターテインメント法に強い法律事務所、証券会社などを経て、2015年3月にタイラカ総合法律事務所を設立しました。また、2015年4月からは、慶應義塾大学で非常勤講師も務めました。

8.3 受賞歴

2013年には、株式会社オモロキのWebサービス「ボケて」が文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門で「審査委員会推薦作品」を受賞しました。

 

 

9. 役員就任歴:企業経営への多角的な視点

9.1 現在および過去の役員としての役割

これまでに、ソーシャルワイヤー株式会社、フリー株式会社、Rapyuta Robotics株式会社、株式会社バルクホールディングス、株式会社ブレイブソフト、株式会社オモロキ、一般社団法人FUKKO DESIGNなど、様々な企業で監査役や取締役を歴任してまいりました。

9.2 役員としての経験から得た学び

これらの役員としての経験を通じて、企業経営における戦略的意思決定、財務管理、リスク管理など、法律事務所だけでは得られない貴重な視点を養うことができました。
特に、社外監査役としての経験は、独立した立場から企業のガバナンスに関わることの重要性を深く理解する機会となりました。株式会社オモロキのようなWebメディア企業との関わりは、当事務所の専門分野であるIT・エンターテインメント法務において、より実践的な知見をもたらしてくれています。

 

 

10. メディア出演とインタビュー:社会との対話

10.1 経済誌、業界誌へのコメント掲載

2015年11月には、アトーニーズマガジンで当事務所のIT・エンターテインメント分野における独自性について取り上げていただきました。2013年7月には、日経MJで株式会社オモロキの「ボケて」についてコメントしました。
その他、2021年12月には東洋経済オンラインで金融事件について、2022年12月には日刊SPA!で不動産・住宅問題について、そして2024年6月にはThe Australian Financial Reviewでコメントが掲載されました。

10.2 インタビュー記事など

アトーニーズマガジンでは、事務所設立の経緯や専門分野、そして私の当事務所に対する思いなどを詳しく語ったインタビュー記事が掲載されました。

 

 

11. 趣味と人間像:仕事への情熱の源

11.1 多彩な興味と活動

私の趣味は、神社仏閣や遺跡巡りです。日本の歴史や文化に触れることで、日々の業務おける新たな視点やインスピレーションを得ています。また、株式会社オモロキのWebサービス「ボケて」で文化庁メディア芸術祭の賞を受賞した経験も、当事務所のIT・エンターテインメント分野への注力に繋がっています。

11.2 仕事への情熱と信念

事務所の理念である「平らかな道にしていく」という言葉に象徴されるように、私は、当事務所を通じて、クライアントの皆様が安心して社会生活を送れるようサポートすることに情熱を燃やしています。
多様な経験を活かし、当事務所ならではのリーガルサービスを提供することで、社会に貢献していきたいと考えています。

 

   

結論

タイラカ総合法律事務所は、従来の法律事務所のイメージにとらわれず、依頼者の皆様にとって身近で、かつ専門性の高いリーガルサービスを提供することを目指して設立されました。IT、エンターテインメント、ベンチャー支援という専門分野を中心に、当事務所ならではの視点と発想で、クライアントの皆様のビジネスをサポートしてまいります。


忘れられない課徴金納付命令取消等請求事件をはじめ、様々な法律業務を通じて得た経験と学びを活かし、これからも変化を恐れず、新たな挑戦を続け、社会に貢献できる法律事務所を目指してタイラカ総合法律事務所一同、邁進してまいります。

 

  

2025年 新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

今年も恒例、愛宕神社へお参りに行ってまいりました。

 

近年の初詣は良いお天気が続いていましたが、
今年は仕事始めに雨が降っていたこともあり、やや曇り空。
(東京では40日振りの雨だったそうです)

とはいえ、入り口には近隣企業の方々が集まり始めており、
終始賑やかな雰囲気でした。

 

 

こちらもお馴染み、「出世の階段」。

 

今年も意を決して階段に臨みます。
しかし、毎年のことながら、目の前まで来るとその傾斜に驚きます。

 

「出世の石段」が怖い(?)のは、途中までは「意外と登れてしまうなあ」と思うのに、最後の数段がとっても辛いというところ。

今年も無事に登り切って、良い運動はじめとなりました。

 

例年であれば、ここで長い行列に圧倒されるのですが、今年はタイミングが良かったのか、待つことなくお参りすることができました。

 

今年も健康に業務にあたれるようお願いしてまいりました。

 

お参り後には破魔矢、お守りを欠かさず購入。

昨年は整備工事がされていましたが
すっかり完了し、ますます美しい神社となっていました。

 

バカンスから戻った鯉たちも、快適に過ごしているのではないでしょうか。

 

そして、社務所の横には「山の上の茶屋」というカフェが。
(以前は入り口近くにレトロなお茶屋さんがあったように記憶しています)

甘酒や甘味だけでなく、ランチメニューもあるそうです。
都内でも神社に併設されたカフェが増えてきた印象がありますが、
お社のすぐ近くでお食事がいただけるなんて、特別感がありますよね。
愛宕神社は桜も美しいので、またその頃に伺ってみようかと思います。

 

 

最後には女坂を下って、今年も初詣が完了しました。

 


 

ということで、良い新年のスタートとなりました。

今年も楽しく読んでいただける記事を作成できるよう尽力してまいります。
当ブログをどうぞよろしくお願いいたします。

2024年 新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

今年も早速、愛宕神社へ初詣に行ってまいりました。

 

 

 

今年も変わらずの快晴です。

と書いたところで、昨年の写真など見返しておりましたら
毎年お天気に恵まれているような気がいたします。

日頃のおこないの成果でしょうか、、、?
来年も良いお天気で初詣できるよう、業務に取り組まねばなりません。

  

鳥居をくぐったところで、お馴染みの狛犬に出迎えられ

 

これまたお馴染みの階段を上っていきます。

 

写真ではなかなか伝わらないかもしれませんが、
実際に上ってみると、ひやっとするくらいには結構急勾配なのです。

 

やや息を切らしながら上り切ったところで、
列に並んで順番を待ちます。

今年は時間をずらしたせいか、そこまで混雑しておらず
比較的スムーズにお参りまで進むことができました。

  

とはいいつつ、近隣企業が御祈祷をされていたり
新年らしい雰囲気につつまれておりました。

 

お参りを終え、事務所に破魔矢などを購入。

一部スタッフは個人的にも初詣ということで、おみくじを。
一人は大吉を引いており、なんとも幸先の良いスタートとなりました。

 

  

ちなみに、愛宕神社では整備のための工事をされていて
池の鯉たちはバカンス中とのことでした。

 

 

  

そして、帰りもお馴染みの階段をくだり帰所いたしました。

 

こちらも快晴時に通ると、とても気持ち良いのです。

晴れやかな気持ちでお参りすることができました。

 

今年も楽しんでいただける記事を作成できるよう、努めてまいります。
タイラカ総合法律事務所ならびに当ブログをよろしくお願いいたします。

2023年 新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

昨年はどんな一年となりましたでしょうか。

 

弊所ブログにおいては

引き続き六法全書を収集し、

さらに多くの百人一首を法律で読み解き、

無事にひまわりも咲き、

新しいシリーズの記事の執筆が始まり、

とても実りのある年になったのではないかと思います。

今年も充実した記事をお届けできるよう努めてまいります。

 


さて。
新年のご挨拶をしているということは・・・

 

そうです。
愛宕神社へ初詣に行ってまいりました。

 

 

 

 

お天気もよく、また行動制限のない年末年始もあってか
近隣企業の方々などが参拝にいらしており、賑やかな雰囲気でした。

 

そして、待ち構えている出世の階段。

 

 

毎年、体力測定のような気持ちで挑んでいますが
昨年のほうがもっと楽々上れていたような・・・

途中で少しふらつきましたが、すぐ隣にヒールで上っている方を発見。
そんな姿に鼓舞されまして、休まず上り切ることができました。

次はよりサクサクと上れるよう、今年も運動に励みたいと思います。 

 

そんなこんなで境内までたどり着き、

 

見上げると、すぐそばにはオフィスビルが数々並んでいます。

 

私の身長が足りず、カメラに収めることができませんでしたが
お社のすぐ後ろにはオークラ東京もあります。

 

「こんなオフィス街で神社に行けるなんていい場所だよな~」

なんて思っていましたが、

すぐ近くの虎ノ門・金刀比羅宮

赤坂の日枝神社氷川神社

CMなどでも登場する日本橋の福徳神社(芽吹稲荷)

思い返してみると結構ありました。どちらも雰囲気が素敵ですよね。
そのうちの一か所である愛宕神社の近くで働けるのは、何だか嬉しいです。

 

そんなことを考えながら、無事にお参りも終了。

帰りはお馴染みの「女坂」を下りました。

 

こちらは上りに比べれば多少緩やかなのですが、
年始からの寒さで、並んでいる間にすっかり冷え切ってしまい・・・
かじかんで感覚を失った足先で、恐々必死に下ることとなりました。

来年はカイロ必携で臨みたいと思います。

 

下へおりると、とても良い角度で陽が射しており
ますます晴れやかな気持ちで初詣を終えることができました。

 

 

 


 

2023年もまた良い一年にすることができるよう、頑張っていきたいと思います。

今年も弊所及び当ブログをよろしくお願いいたします。

2022年 新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

今年も様々な記事をアップできるよう尽力してまいりたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

ということで、今年もスタートは愛宕神社への初詣です。

そういえば。
今までは気が付かなかったのですが、狛犬の前にこんな表示が。

確かに、よい運動だと思う気持ちは分からなくもないですが…
神様の前ですから、敬意をもっての上らねばなりませんね。
狛犬も目を光らせています。

というわけで今年も「出世の階段」を上っていきます。

 

傾斜は40度、全部で86段あり、「男坂」とも呼ばれています。
これまでは息を切らして必死に上っておりましたが、
今年はなんだか軽やかに上ることができました。昨年の運動の成果でしょうか?

 

サクッとたどり着くことができました。上まで来ると気持ちが良いです。

近隣企業の方たちもお参りに来ており、またお天気に恵まれたこともあって
晴れやかな気持ちでスタートを切ることができました。

帰りは脇にある「女坂」を通りました。
ここを下りることで良縁を授かり、
愛宕神社の火の神様が厄を焼き切ってくれるのだそうです。

男坂に比べれば多少緩やかですが、
下りなのでヒヤヒヤしながら慎重に足を進めました。

 

入口のすぐ横にたどり着きました。今年の初詣も無事終了です。

今年は寅年ということもあり、「トライ」する年、なんてよく言われております。
当ブログでも様々な挑戦ができるよう、2022年も頑張ってまいります。

朝顔を植えてみました 2021

一昨年、番外編として植えて成長を記録した朝顔ですが、

今年も植えており、開花までたどり着きました!

 

 

前回よりも何だかあっという間に咲いたような気がしますが・・・

無事に開花に至り、何より!

 

とはいってもまだ一部しか咲いておらず、まだまだ後に続きそうです。

 

 

このあたりには違う色も。次の開花が楽しみです!

 

◇ ◇ ◇

 

9月も折り返し地点ですが、
涼しくなったと思いきや、残暑がまだまだしぶとい今日この頃。。。

涼しげな夏を感じさせてくれる朝顔を眺めつつ、
日々の業務を頑張りたいと思います!

映画「プリズン・サークル」を観てきました

「TC」という言葉をご存知でしょうか?

「Therapeutic Community(セラピュティク・コミュニティ)」の略で、「治療共同体」などと訳されます。薬物依存者や犯罪者の更生に用いられる、心理療法的アプローチのひとつです。

   

アメリカには、世界的に知られるTCとして「Amity(アミティ)」があります。
アリゾナ州を拠点としており、薬物・アルコール依存症者を主な対象としていますが、2018年からは出所後の終身刑受刑者の社会復帰施設の運営などもおこなっているようです。

日本では、島根あさひ社会復帰促進センター(以下「島根あさひ」)において、「TCユニット」と呼ばれる更生特化プログラムがおこなわれています。

そうはいっても、被収容者全員が対象とされるわけではありません。
このプログラムを受けることができるのは、希望する受刑者のうち、面接やアセスメントで許可を得た、わずか30~40名程度です。アミティのカリキュラムのほか、認知行動療法も導入しており、受講生たちは半年から2年程度の間、生活を共にしながら、週12時間程度のプログラムを受けていきます。


<島根あさひ社会復帰促進センター>
島根県浜田市にある、2008年10月に解説された男子受刑者を収容する施設です。
2000年代後半に開設された4つの「PFI刑務所」のひとつで、犯罪傾向の進んでいない男子受刑者2000名を対象としています。

「PFI」はPrivate Finance Initiative、官民協働運営の刑務所を意味します。
これは1992年にイギリスで生まれた行財政改革の手法ですが、日本では1999年7月公布のPFI法の施行以降に活用が始まりました。
現在、日本には島根あさひを含む4つのPFI刑務所が存在します。
島根あさひでは、国の職員約200名に加え、民間の職員約350名が働いており、「刑務所」ではなく「社会復帰促進センター」と呼ばれるのも、特徴のひとつです。

学校のような外観・内装や警備システム、IT技術の活用された管理等、私たちがステレオタイプ的に抱いている「刑務所」のイメージを大きく覆すような施設です。
島根あさひHP「センターの特徴」


以前、当ブログでふれた監獄法の改正とも大きく関わっている点ですね。
今回は、その島根あさひを舞台としてTCの取組みを取材した映画「プリズン・サークル」をスタッフ2名で観てまいりました。

 

 

映画概要

 

今回鑑賞した「プリズン・サークル」は、島根あさひにおける「TCユニット」を受講する4人の受刑者を主人公とし、2年にわたり密着した作品です。
監督・制作・撮影・編集をされたのは坂上香さん。ドキュメンタリー映画監督であり、制作活動をしながら、刑務所等に収容される人々を対象に映像・アートを用いたワークショップもおこなっているそうです。
この作品は取材許可が下りるまで6年、撮影に2年、公開までにおよそ10年の年月を要したと言います。

作品は、刑務所は従来「こういうところ」であるが、島根あさひは「こんなところが新しい」という説明、そして主人公となる若い4人の受刑者がTCに参加するところから始まっていきます。

既に述べたとおり、島根あさひは従来の「塀の中」というイメージを覆すもの。
明るい施設内や新しい管理システムを見ると、一瞬刑務所が映されていることを忘れそうですが、受刑者の丸刈り頭や、定められたであろう規律ある動きを見ていると、「あ、刑事施設だったっけ…」と気づかされます。

TCでは、依存症などの問題を症状と捉え、問題を抱える当事者を治療の主体とする。コミュニティ(共同体)が相互に影響を与え合い、新たな価値観や生き方を身につけること(ハビリテーション)によって、人間的成長を促す場とアプローチ。
公式HPより)

と説明されるように、TCユニットでは受刑者らが円(サークル)になってグループワークをおこないます。支援員と呼ばれる臨床心理士らが提示する様々なテーマに沿って考え、伝えたり、聞いたり、促したりと、コミュニケーションを図りながら、自分自身ないし周りの受刑者と向き合うのです。

法律事務所に勤務していても(取り扱う業務によりますが)、なかなか知る機会のある世界ではありません。2時間以上に及ぶ映像の中で、初めて知ること、考えさせらえることは多々ありました。
(※以下、内容についての記載があります。)

 

 

大切にされること、の大切さ

 

印象的だったのは、
受刑者に対する支援員の方たちの接し方が非常に柔らかいものだったこと。

刑務所内って(もちろん意味あってのことだと思いますが)、有無を言わさぬの対応・口調のイメージがありますよね。
しかし、支援員たちは受刑者のすぐ近くで、目を見ながら敬語で「○○さん」などと話します。プログラム中、受刑者同士は名前で呼び合い、自由に会話することも可能です。
普段の生活なら当たり前のことが、刑務所という空間においては非常に特別なことであるように感じました。

このことは、受刑者自身にも大きく影響しているようです。
インタビューのなかでも、「支援員が目を見て話してくれるのは嬉しい」「人として尊重されている感じがする」といったような発言がありました。

例え罪を犯してしまい、実刑を受けながら過ごさねばならないとしても、人として「大切」にされる(ように感じる)時間があることは、受刑者本人が自身の罪と向き合ったり、社会復帰に向けて気持ちが動く重要なきっかけになるのではないか、と強く感じました。

 

 

自分の「これまで」と向き合う

 

その他に印象的だったのは、受刑者の過去を題材としたワークショップを多くおこなっていたことです。

この映画で主人公とされた4人には、育児放棄や虐待・いじめ・貧困など、同じような人を集めたのでは?と思ってしまうくらい、共通するバックグラウンドがあります。彼らがおこなった犯罪行為は、こうした背景が積み重なった先にあるものなんですね。

TCでは、とことんその「過去」と対峙させます。
支援員が話を聞いたりブレインストーミングを助けることもありますが、ここでのポイントは、同じような状況にあった他の受刑者とグループワークをおこなうことにあると思います。
こうした教育を受けさせ、自らの罪や、これからの人生に直面させることは、かえって厳しいことかもしれません。刑務所の中で、何も考えずに時(刑期)を過ぎるのを待つだけのほうが、もしかしたら楽なのかも…

だからこそ、その時感じた気持ちを伝え、共有できるのが同じ境遇にある人達であることは、TCのプロセスにおいて大きな助けとなるのではないでしょうか。

 

 

被害者側にとってのTC

 

一方で、被害者側にすれば、こうした取り組みや、その過程にある彼らの言動を受け入れることは難しいのでは、とも感じました。

ワークショップ内では、罪を罪と感じていない(感じることができていない)という告白があったり、自分の罪どころか物事と向き合うことを諦めてしまっている受刑者たちの姿もありました。
被害を受けた方たちにすれば、様々な感情が駆け巡ることと思います。こうした点も、TC受講者が限られる理由のひとつなのかもしれません。

しかし、TCを受講できなかった受刑者たちも、刑期を終えれば「社会復帰」をしなければならないわけです。被害にあわれた方を含め、私達が安心して暮らすためにも、やはりこうした支援は必要不可欠なのではないでしょうか。
TC受講の機会を得られなかった受刑者たち、また犯罪傾向が進んでいるとされTC受講の対象とならなかった受刑者たちに対しては、どのような取り組みがされているのかも気になります。そこを知ることも、大きな一歩となるかもしれません。

   

 

TCがもたらすもの

 

作中では、TC出身の出所者たちの姿も描かれています。

一部の方たちは、出所後も支援員らと連絡を取り合い、定期的にミーティングをおこなっているのだそうです。映像では、食事をしながら、出所者らが近況や今後の目標についての報告などをする様が映し出され、それぞれが奮闘している様子に支援員が涙する瞬間などがあり、また殆どの方が顔を出している(モザイクがかけられていない)ことにも驚きました。

皆順調に生活しているかと思いきや、なかには思ったような社会復帰を果たせず、悩み、やや投げやりになってしまっているTC出身者の姿もありました。
その人に対して厳しい言葉を投げかけるのは、他のTC出身者です。支援員はそのやり取りを見守ります。
こうしたコミュニケーションもTCの効果のひとつかもしれない、と感じました。

 

 

PFIやTCは拡大すべき?

 

こうしてPFI刑務所やTCの存在を知ると、
「もっとやればいいのに」と多くの方が感じることだと思います。

PFI刑務所については、今のところ運営に支障をきたすような事故の発生はなく、また「地域との共生」といった運営理念も実現されているようです。
しかし、官民協働であるからこその課題もあり、特に業務実施にあたっては以下の点が挙げられています。


・オペレーションの複雑化
遠隔監視による受刑者の独歩移動や遠隔操作による扉の施錠・開錠など、一般の刑事施設に比べてオペレーションが複雑になっているため、官民ともに保安警備業務に従事する職員がその仕組みを十分理解した上で勤務にあたる必要がある(現に扉が未施錠のまま放置されるような事態が発生している)。

・職員のスキルアップ等
一般の刑事施設で刑務官や教育専門官等の国職員が実施している業務を、民間事業者が実施しているため、社会復帰促進センターで採用された国職員の基礎的スキル向上を図ることが難しい面がある。

・考え方の相違等
官民間の業務実施上の立脚点の違いから、国・民間の職員の間で物事の捉え方に相違がある場合があり、同一の業務について評価が異なることがある等。

(法務省HP「PFI手法による刑事施設の運営事業の在り方に関する検討会議(骨子)」より)


TCの導入については、支援員不足が挙げられています。
元センター長のコメントによれば、当初は収容者全員にTCを受講させる動きがあったようですが、支援員不足から実現が難しかったそうです。
映画では撮影上の制約から支援員に焦点が当てられていませんが、彼らの働きは実に大きいのだそうです。
どこでも人材不足は問題視されますが、ここでも大きな課題なのですね。

また、TC出身者の再入所率は、他のユニットに比べ半分以下であるという調査結果もあります。その点については「犯罪傾向の進んでいない受刑者たちが対象だから(少なくて当然)」といった意見もあるようですが、この映画を見ると、TCという取組みが一部の受刑者においては確実に作用していることが分かります。

 

 

最後に

 

「刑務所」という場所はかなり閉塞的なイメージですし、業務上の都合やプライバシーの観点などから、そうであるべきとも考えられます。
だからといって”関係ない世界”と断ち切るのではなく、社会全体の課題として認識することが大切であるように感じました。

私事ですが、日本のドキュメンタリー映画は”暗くて重苦しい、問題意識の押し付け”というイメージによる苦手意識から、これまで食わず嫌いで過ごしてきました。
でも、「プリズン・サークル」にはフラットさを感じました。作者の信念は確固たるものであると思いますが、伝え方は割と冷静であるかなと。。。
今回の鑑賞を経て、新しいジャンルについて知ることの大切さも再認識させられた気がします。

こうしたジャンルや、ドキュメンタリー映画を普段見ない方にこそおすすめです。

ひとつ疑問が残るとすると、色についてです。
映画ポスターでも見られますが、椅子や衣服で黄色が使われており、何だかとっても印象に残ったのです。
何か効果を狙ったものなのか、今も気になっています。。。

ひまわり観察日記-2020-③

あっという間に8月も後半に突入しようとしています。

コロナ対策のマスク着用もあってか、何だか信じられないくらい熱い毎日ですね。
夏らしいことはなかなか楽しめない時ですが、熱中症に気を付けつつ、
少しでも季節を楽しみたいものです。

 

そんな中、弊所では毎年恒例のひまわりが咲きました。

今年は猛暑のせいか開花が早く、連休中に咲いてしまったようで
満開を楽しめる時間もわずかでした。

暑さ恐るべしです。

 

ささやかではありますが、
読んでくださった方にも夏らしさを味わっていただければ幸いです。

ひまわり観察日記-2020-①

5月にしては異様な寒さも過ぎ、少しずつ気温が上がってきました。

もうすぐやってきそうな梅雨に、何だか気分までジメジメしてきそう…
そんな湿気に乗り越えるべく、今年もひまわりを植えました!

 

今年のラインナップは、
毎年お馴染みの「小夏」と、新顔の「夏物語」です。

 

小夏のほうは「ザ・ひまわり」という色合いですが、
夏物語は黄色・クリーム色の花がつくようです。

写真で見ると何だか淡い色合い。これもまた可愛いですね!

 

このひまわり観察日記も、なんと今年で3回目です。

ガーデニングが不慣れな私に観察されながら、
2018年も、2019年も何とか無事に咲いてくれてきたひまわりたち。

今年もばっちり咲いてもらうべく、こちらも気合を入れて種まきです。

 

毎度お馴染み、シャベルと培養土を準備します。

 

まずは小夏から蒔いていきます。
こちらも毎度お馴染み、キャプタンに包まれた青い種です。

2~3粒ずつ土に置き、その上に1センチ程土をかけて完了です。

 

 

次は夏物語を蒔いていきます。
こちらは小夏よりやや大きく、真っ黒な種でした。

同じ要領で土に置いていきます。

 

それぞれお水をあげて終了です!

◇ ◇ ◇

今年の夏も元気に開花し、会議室を華やかに彩ってほしいものです。
2020年もしっかり観察してまいります!

ワイルドフラワーを植えてみました②

昨年10月に種まきをしたワイルドフラワーですが、、、

植えてすぐに発芽し、葉っぱばかりが成長してからは
あまり変化しないまま数カ月が経過していました。

 

・・・が!

先日ついに開花を確認することができました。

 

調べてみたところ、どうやらこちらの花は

ベニバナザワキキョウ

のようです。

紅花沢桔梗(アメリカサワギキョウ 、ヨウシュサワギキョウとも)
キキョウ科ミゾカクシ属
学名:Lobelia cardinalis

原産地では川岸や沼地、湿地などでみられる高さ1.2mほどになる多年草。
茎は直立して、しばしば赤みを帯びる。
葉は互生する単葉で、長さ20cm、幅5cmほどの披針形で、葉の縁には鋸歯がある。
茎先に長さ30cmほどの総状花序を出し、花序には苞がある。
花は緋紅色で、長さ4cmの2唇形で、上唇は2裂して、下唇は3裂する。
(引用:「EVERGREEN」)

 

ロベリア種は世界中で400種程あるのだとか…!
弊所で咲いたものはどうやら外国産ですが、日本に昔からある品種は
「沢桔梗」はというもので、青紫の花色のようです。

や、ややこしい…
ですが、今回の種類は緋色が特徴的ですので、恐らく北アメリカ原産のもので間違いないかと思います。

といいますのも、
「ベニバナサワギキョウ」は和名であって、英語名では

・cardinal flower (カーディナルフラワー)
・scarlet lobelia (スカーレット・ロベリア)

と呼ばれており、
「スカーレット」は緋色
「カーディナル」はカトリックにおける枢機卿を意味します。

枢機卿は「カーディナルレッド」と呼ばれる緋色の聖職者服を身にまとう習慣があるのだそうです。(以上、「はなたま」より。)
色ひとつでも追ってみると深いですね!

 

また、カナダ南東部~コロンビア北部が原産地とのことですが、
そういわれてみると、何だかネイティブアメリカンやメキシコを感じさせる姿である気がしてくるような…

“葉はタバコの代用とされたり、リウマチなどの外用薬に利用されていた”
なんて聞くと、ますますそんな気がしませんか?

 

何となく「見たことあるような花だな」と思っていましたが、
その名前やルーツは意外と知らないものです。

このワイルドフラワー、
まだまだ知らない情報をもたらしてくれそうな予感です。

現在も咲きかけの花がありますので、
もう少し成長した際には、また調査してみたいと思います!